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執筆と読書と雑談なブログ。毎日更新……だった。約一年ぶりにブログ復活の兆し。趣味は麻雀が追加されました。
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現在:秩序の逆
未来:結合
過去:変化の逆
援助:理性の逆
敵対:庇護の逆
結果:友情

改めて挑戦。某所から「浅い」との意見がもらえたので、今回はラノベ風味ではなくハードカバー意識してみました。
というわけで、ジャンル:本格ファンタジーで挑戦。

知性を持つ獣が当たり前のように存在する世界。現在世界は人間と賢獣(けんじゅう)との戦争の真っ最中だった【現在:秩序の逆】。人間と賢獣は古くから相手のことを「醜い」生き物だと考える深い確執があった【過去:変化の逆】。
ある日、都一の美しさと称えられているレイラは城下の渓谷で遭難してしまう。それを助けたのは狼の賢獣、レフだった。意識を取り戻したレイラは見るも恐ろしく、そして醜い姿をしたレフを嫌悪するが、いつしか知識ばかりひけらかす都の人間とは違い、真に賢いレフに惹かれていく。レフもレイラの自分たちと変わらない心の在り様を見て、今までの価値観が偏見だったことを受け入れていく【未来:結合】。やがてレイラを見殺しにしたくなくなったレフは、もうすぐ賢獣軍が都の一斉攻撃を計画していることを話し、【救援:理性の逆】【敵対:庇護の逆】一緒に逃げようと提案する。
だが家族や友達のいる故郷をレイラは捨てることができなかった。それは個人主義の徹底する賢獣には理解できない感覚だった。軍を止めてくれと頼むレイラとそれはできないとするレフは対立してしまう。しかしやがてレイラは信用できる人間を集めてレフに紹介し、自分たちの戦争は無益であることを証明する。それに胸打たれたレフも自分の仲間をレイラ達に紹介する。そうして水面下で反戦争軍が生まれ、彼らの活躍により都陥落戦は回避されたのだった【結果:友情】。

<解釈>
秩序の逆:「戦争」
結合:「相互理解」
変化の逆:種族間の「確執」
理性の逆:「愛」
庇護の逆:「敵対感情」
友情:「友好・同盟」

ちゃんと本格ファンタジーになっているでしょうか?
……自分だと少しその判断はできないっすね。とりあえず魔法とか魔術とか、俺が大好きな要素は封印しました。人間とは全く違う進化をし、文化を持つ『賢獣』という種族がいる世界の物語です。(彼らとは別に、いわゆる普通の動物は居ます)
いかがでしょうか?
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現在:誓約
未来:秩序
過去:創造の逆
援助:意思
敵対:努力
結果:結合の逆

ジャンル:フリーで挑戦。

シンリは死にかけていた。突然正体不明の魔術師に家を襲われ、家宝の玉を奪われたのだった。必死の思いで家の者しか通ることのできない地下祭壇へ逃げ込み魔術師をやり過ごすが、すでに致命傷だった。しかしシンリはまだ死ぬわけにはいかなかった。だから死の淵で聞こえる声にもすがった【現在:誓約】。シンリの家は堕ちた土着神を封じる守人(もりびと)の一族だった【過去:創造の逆】。魔術師に奪われた家宝の玉はふたつでひとつであり、もうひとつは出稼ぎに出た妹が持っているはずだった。だから、シンリは悪魔と契約してでも魔術師から妹を守ることを選んだ【敵対:努力】。「悪魔の遣い」となったシンリは自身の内に住む悪魔に心を蝕まれながら、魔術師を探す。しかし、家から遠く離れた妹が住んでいるはずの町では、運悪く大々的な「悪魔狩り」が始まってしまう【未来:秩序】。だがシンリは王立軍をかいくぐり、ついに妹の前に姿を現した魔術師と対峙する。しかし付け焼刃のシンリの魔法では魔術師を倒すことはできなかった。肉体的、精神的に追い詰められたシンリはついに憎しみを抑えきれずに心を悪魔に支配されてしまう。実体を持つ悪魔となったシンリの『体』は魔術師を圧倒する。トドメを刺そうとする兄の姿に悲鳴を上げる妹。その声で、シンリは正気を取り戻す【援助:意思】。そのせいで再び形勢は逆転してしまうが、それも妹の機転によって魔術師を打倒する。魔術師は妹の希望により魔法で記憶を消し、開放した。目的を達したシンリは妹の制止も、悪魔の制止も聞かず契約を破棄し死に逝くことを選んだのだった【結果:結合の逆】。

解釈
誓約:「契約」
秩序:前回とほぼ同解釈「公権力」。
創造の逆:創造主の作ったもの(被造物)ではないもの。ぶっちゃけるとモデルは思いっきりキリスト教。浅学かつ偏見かもです。解釈はそこから「悪魔」。…もしかしてだいぶ苦しいか?
意思:シンリの意思を象徴する人物「妹」。また妹自身の「意思」でもある。
努力:解釈は「正規の魔術師」。主人公の能力「悪魔遣い(唐突に力を得られる)」との対照して。……これもくるしい、か?
結合の逆:誓約と結びつけて解釈「契約」―「破棄」。この関係が見えた瞬間、ファンタジー路線に決定。

今回もやってまいりました、無駄裏設定コーナー。…といっても本当に小説書くとなると重要キーワードになってくるものだけど。
「悪魔(の)遣い」……タイトルにも銘打ったこの名前と似非英語(Satan's errand)。俺と違って英語とか普通に読める人間なら分かるかもしれないが、『悪魔を遣う』わけではない。逆である。『悪魔に遣われる』、使役される、という意味だ。その代わりに、精霊にしか扱えない「魔法」を半人の身で使うことができるようになる。
以上。

と、いうわけで第五弾。
結論から言えばファンタジー。
契約主が魔術師ではなく悪魔のほうであり、契約が悪魔有利になってるのが特徴と言えば特徴。…一般的なRPGっぽい世界観の「契約」は普通逆だよな?
展開は復讐もの。しかも死ネタ。前回同様このカードトレーニングをしなければ一生俺から生まれてこなかったんじゃないかと思わせるほど好みから遠い。ただ作ってみて思ったことは、「これもありなんだ」。うーん、いろいろ勉強になる。
あと最近、ぐちぐち言ってたはずの【逆位置】だが、こっちが出たほうがやり易いことが分かってきた。だって解釈が【正位置】よりも増えるもんな、単純に。

五日まで蜻蛉が休みだそうで、その間にひとりで上手くなってびっくりさせてやろーと。

現在:庇護の逆
未来:秩序
過去:創造
援助:理性の逆
敵対:友情
結果:意思の逆

現代ものが続いたので、今回は異世界ファンタジー縛りで挑戦。

錬金術師がもてはやされた時代からはや百年が過ぎた。今年で28になるレンは、世界第二位の経済大国ユーロの首都……からは遠く離れた辺境の町で、技術屋をしながら時代遅れの錬金術師をやっていた。
そしてある日、レンは偶然犬の石像に意思を与えること(ガーゴイル)に成功してしまう【過去:創造】。噂はあっという間に町中を駆け回り、町の者は我先に珍しく成功したレンの実験結果を見に来た。しかし、みんな最初は面白がっていたものの、やがてレンは悪魔に魂を売った魔法使いなのだという噂が流れ始めた【現在:庇護の逆】。レンの実験結果はやがて旅人を伝い外へと漏れていった。
そしてガーゴイルの軍事的な価値に目をつけた首都は辺境の町まで少数ながら軍を出動させた【未来:秩序】。軍はレンへガーゴイルを引き渡せば、国お抱えの錬金術師にしてやると持ちかけ、レンの親友もそれが賢いとレンを説得する【敵対:友情】。レンは長年の夢と短い間ではあったものの、家族同然に過ごしたガーゴイルを軍に売るという行為に激しい葛藤にさいなまれる。しかし高い知性をもつものの、まだ生まれて数ヶ月でしかない精神を持つガーゴイルを息子のように思っていた、思っていることに気がついたレンは、親友を、引いていては軍と敵対してしまう【援助:理性の逆】。だが結果軍から逃げる逃亡劇の中で、レンを庇ったガーゴイルはそのダメージにより元の、ただの石像へ戻ってしまう【結果:意思の逆】。
数年後、レンのガーゴイルを元にガーゴイル技術は確立しつつあった。レンは今、当時安易に物理的な「戦い」を決断したことを悔い、政治家となっていた。これから生まれてくるガーゴイルが、不当な扱いを受けないように新たな「戦い」の準備を進めていた。

解釈
庇護の逆:守られることの逆と取り、「迫害」としてみました。
秩序:「公権力、軍」。守られるのは主人公たちのものではなく、国民という全体の秩序。
創造:「新たな技術」としてみました。
理性の逆:「感情」としました。
友情:主人公のことを思うが故、という解釈。
意思の逆:最初は「運命」とでもしようかと思っていたのですが、お話の流れが漠然の思い浮かんだ瞬間「意思を持たなくなる」というある意味ダイレクトな解釈に。

割とガチファンタジー世界で、魔法使いは実在するという無駄な裏設定つき。ただし、類まれな才能が必要で絶対数が少なく、実在の事実は国家機密。世間ではいるともいないとも言われています。プロット中での「魔法使い」はそんな世間から生まれた揶揄。世界は(リアルの)現代と同程度発展していますが、オカルトが実在するためにどことなく中世の雰囲気を残している。

イメージでは「レン」は無精ひげとか生やしてて、青年という生き物がそのまま年を取りすぎてしまったような人柄です。へタレで凡才で根性無しです。でもそれだけに誠実な彼の成長物語、といったところでしょうか。
「ガーゴイル」は5~6歳の男の子の精神を持った、犬の石像です。天才的な頭脳を持ち、運動能力はそこいらの犬を凌駕し、体は石でできています。軍との戦いでは、あえてこの子の頭脳が物を言う戦闘を繰り広げられたら、意外に面白いかも。

意識したのは親子。ついでに俺の嫌いな悲劇もの。カードの並びから悲劇になってしました。なので、結果のキーワードのあとにエピローグみたいなのを加えて「救い」を演出してみました。彼は全てのガーゴイルの「父」になった、と。……無理ありますかね?

プロットに対する感想や解釈に無理があるだろ、などの突っ込み。期待してるのですがなかなか来ません(泣)
世間の風当たりはつらいなぁ(ちが(ry

とんでもない時間がかかった。
しかもなげえ。要点だけで書いたはずなのに…

現在:勇気
未来:勝利
過去:結合の逆
援助:厳格の逆
敵対:庇護
結果:節度の逆

…遠い昔、魔王は姫に恋をした。
悠には幼いころから不思議な力があった。それは自然を操る力であり、聞こえない声を聞く声であり、人の心理を見通す力だった。そんな力の持ってしまったせいで悠は両親をして二重人格とまで揶揄するほど歪んだ成長をした【過去:結合の逆】。
悠は醜い人間どもを破滅させながら気ままに転校を繰り返していたが、ある日転校した先の高校にはさくらという少女がいた。悠にはなぜかその少女の心理が読み取れなかった。初めての体験に興味を持った悠はさくらに接触するが、読心術などなくても分かるくらいに初対面から嫌われていた。生まれて初めて何を考えているのか分からない相手と接した悠は戸惑いながらも【現在:勇気】、いつしか遠慮のない性格であるさくらの隣が居心地のよい居場所となっていった。
しかしある日さくらの幼なじみを名乗るコウが転校してきた。悠はすぐに自分ほどではないにしろコウにも力があることを見抜く。そしてコウは転校初日にいきなり悠を宿敵と呼び、襲い掛かってくる【敵対:庇護】。しかし心を読める悠に敵うはずもなく、あっさりと退けてしまう【未来:勝利】。悠は勝利したものの、コウにあるのは自分を倒さなければならないという義務感やさくらへの恋心ばかり。汚い汚いと思っていた人間のあまりに純粋な一面を見せられた悠は興ざめしてコウを解放する。
翌日から悠は姿をくらましてしまった。コウはさくらへ助力を求める。さくらの持つ力があれば、悠の持つ力の大部分が封じられるのだという。そのことを知ったさくらは本心を隠し、助力に応じる【援助:厳格の逆】。やがてさくらは悠を見つけ出し、能力を封じることにも成功する。そうすることで悠は読心術の呪いから解放される。目的を果たしたさくらは今度はコウを止めに行こうとするが、悠は力でさくらを拘束する。
「どこの世界でも魔王は勇者を倒して意中の姫を攫っていくものだ」
悠はキザに笑って戦いへ赴く。力の大半を封じられた悠は今度は互角以下の戦力でコウと対峙する。二人は死闘を演じ、辛くも悠は勝利を掴むが、コウは刺し違えようとする。しかし瀕死となった悠の拘束をいつの間にか逃れていたさくらの一喝により、その場は丸く収まる。
次の日から通学路には火花を散らす悠とコウ、そして学校の通学路で恥ずかしげもなく悠と腕を組んで見せるさくら【結果:節度の逆】の三人の姿があった。
輪廻を渡り、悠久の時を超えてもなんどでも…

解釈
勇気:まんまっす。
勝利:主人公の勝ちが次の展開を生めるように工夫したつもり。
結合の逆:繋がっている状態の逆、というのを二重人格(でも比喩)というワードに捻ってみた。
厳格の逆:きびしく正しいことの逆、を「いたわり」と「うそ」に分けて使ってみた。ちょっと無理がないか不安。
庇護:わりとまんま。直接的に象徴的な人物を出してみた。魔王から姫を守る勇者(ナイト)。
節度の逆:バカップル。この解釈が閃いた時、まさかこんな壮大な話になるとは思っても見なかった。


どこの三流ラノベだっ、というような設定になってしまいました。(汗)
しかしっ、主人公の葛藤、微妙に相互作用しあう設定、熱い展開などなど丁寧に描けばわりと面白みのあるものになりそうな予感はあります。
ちなみにさくらは俺の脳内ビジョンの中ではもちろんツンデレです。いいですね、ツンデレ。どうせ好きですよ、悪かったですね。…ちゃんとツンデレだっていう性格に因果を持たせられる設定なんだからねっ。
……。

言っておくが勉強はしている。

ちなみに昨日友人が非常に分かりやすくルールをまとめていたので許可もらって転載します。↓

【物語の体操】

指定された状況にてプロットを製作し、それを沢山積み重ねることによって物語の構成力を高める。

指定とは下記の通り。

1:主人公の現在
2:主人公の近い未来
3:主人公の過去
4:援助者
5:敵対者
6:結末(目的)

これに対して、ランダムに言葉を入れる。その言葉は下記の通り

┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓
┃意志┃清楚┃理性┃秩序┃知恵┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃誓約┃善良┃節度┃至誠┃生命┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃寛容┃解放┃調和┃創造┃信頼┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃公式┃変化┃結合┃厳格┃勇気┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┛
┃幸運┃庇護┃治癒┃慈愛┃
┗━━┻━━┻━━┻━━┛

タロットのような方法でカードをシャッフルし、六枚を並べてその言葉の指定通りに物語を作る。

↑以上。
……マジ端的。あと逆位置は単語を逆の意味で解釈する、ということ。タロットだしね。

主人公の現在:公式
主人公の未来:結合の逆位置
主人公の過去:勇気の逆位置
援助者:信頼の逆位置
敵対者:厳格の逆位置
結末:寛容の逆位置 

今年で高校一年生になった湊と双子の姉、楓の家には昔から「ドラえもん」の漫画がある。昔から湊はその漫画が大嫌いで楓は大好きだった。
湊は小さい頃から臆病で【勇気の逆】、逆に楓は活発で才能にあふれた子供だった。それは高校に入学してからも大して変わらず、湊はどこにでもいる地味な優等生であり【公式】、楓は何をするのにも目立ち、めちゃくちゃで、それゆえ人気者だった。そんな正反対な二人だったが、湊と楓はケンカもしたことがないほど仲の良い姉弟だった。湊のクラスにはいつも楓の姿があり、楓のおかげで湊には友人も多かった。
しかしある時から楓の居ないところで湊へのイジメが始まった【結合の逆】。原因は楓の過保護だった【厳格の逆】。湊は姉貴のせいでなんで自分が、という葛藤にさいなまれる。しかしある日、クラスメイトの「まるでドラえもんのいないのび太だな」のひと言で自分が「ドラえもん」を読んだ時の不快感の正体に気がつく。同時に姉への依存がこのイジメを招いたのだと理解する【信頼の逆】。
その夜、姉にもうクラスへ来るな、と言い放つ。生まれて初めて姉弟ゲンカをし、姉とはギクシャクしてしまったが湊は少しだけ自分に自信が持てるようになった【寛容の逆】。イジメの問題はいまだ解決していないが、そのかわり「ドラえもん」は少しだけ好きになれた。

生まれて初めてストーリーを考える上で小道具というものを意識してみました。このトレーニングで作ったプロットの中ではもっとも出来がいいかもしれない。
…でも真面目な話の中に堂々と居するわ「ドラえもん」の単語がシュール。できれば、別なもので代用したかったが、お題にそった象徴がこれしか思い浮かばなったorz


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プロフィール
HN:
天野 雀
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1989/11/24
職業:
高校三年生
趣味:
読書・麻雀
自己紹介:
大学生ニート。麻雀始めました。
物書き生命ぴんち。リハビリと休養に努めたいと思います。いや、努めちゃだめなの……か?
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