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執筆と読書と雑談なブログ。毎日更新……だった。約一年ぶりにブログ復活の兆し。趣味は麻雀が追加されました。
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本来作品が終わったら考察とかしたいところなんですが、どうにも各話間開きすぎたので割愛。確か皆殺し編が終わったのって2ヶ月前くらいだったような……。

とにかく、なんだかんだ前半がダレるのはご愛嬌。たとえそれを差し引いても竜騎士はなんだかんだ上手いと思った。クライマックスの熱さは異常。そしてyouの偉大さを身をもって知った。そして「給料いくらだ」は笑った。熱いねー。
今回思ったのは竜騎士も葛藤の配置が上手い。どうしようもない、という状況が上手い。ただそのもって行き方に難がある。友達にうみねこのデータももらったので、そちらに期待したい。
以上。
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神ゲーでした!!!
表現力の低下を恐れて使うのを控えていた大文字を思わず使いたくなるくらい、名作でした。
ここまで足を運んでくださってる皆さんのなかで、未プレイな方は是非、です。絶対に損はさせないクオリティです。つまんなかったら首吊って死ねます。

いや、本気でノベルゲームでここまで本気で人に薦められる作品は個人的に初めて出会いました。
いちいち文句のつけようがないですんね。

まずシナリオ。
展開が巧い。ストーリーへ起伏をつけるのが素晴らしい腕前です。
あと圧倒的な描写力。ノベルゲームのように視点の動かせない媒体で、ここまで他人の心理描写に富んだ作品も他にないんじゃないかと思います。台詞が上手いんですかね? もうやってる最中は分析なんてしてる余裕はありませんでした。
全五章構成でしたが、三章の灯花シナリオは本当に涙を流しました。いままで小説、ノベルゲーム問わず物語で涙目はあっても泣いてしまうことはなかったんですが、今回初めて泣きました。
あと伏線の使い方が面白かったですね。推理小説的な使い方とは違うんですが、なかなか驚かせてくれるというか呆れさせてくれるというか、まあエンターテイメント的には良い使い方します。
基本的に泣きゲーだと思う。だけど同時に同じくらいの燃えゲーでもある。後半は怒涛の展開で、ちょっと早すぎた感は否めないが、それでも十二分に燃える。

次、設定。
まず言えるのは世界観。
ちゃんとした国名は出てきませんが、とりあえず日本ではないようです。日本とは違い、法を犯した人間にはそれぞれ個別の法――義務を負う国。設定マニアが舌をなめずるような、中二設定ではないのですが、この主人公が『車輪の国』と揶揄したこの世界観の出来は異常です。少し突っ込ませてもらえば多々無理な義務がありますが、些細な問題です。よく練りこまれたテーマに直結した良質な設定でした。(余談ですが、テーマはおそらく「社会」。さらにその中で「時間(個人?)」、「家庭」、「国」と章ごと違った問題へアプローチしています。超個人的見解ですが)

そして登場人物。
>森田賢一(主人公)
まあまず言えるのは主人公カッコいい。これに尽きる。
アクション系でもないのにここまで熱い主人公も珍しい。でも自信過剰で自分のことを無敵超人とかいうちょっとヤバイ子。そして誰よりも自分が嫌い。

>三ツ廣さち
「1日が12時間しかない義務」を持つ少女。ぶっちゃけ(ファンデスク含め)数々の一枚絵のかっこよさに惚れた。元気系。自己中。

>大音灯花
親権者の命令を強制される「大人になれない義務」をもつ少女。泣いた。自分で物事を決定できない子供。ちなみにデレ期に入ってもツンが残る希少ツンデレ。

>日向夏咲
異性と接触してはいけない「恋愛できない義務」を持つ少女。俺の中では作中もっとも強かった人間。本編開始時はいつもおどおどしていて世界に絶望している。四章でこの声優の演技神。

>樋口璃々子
極刑「世界に存在を認められない義務」をもつ少女。どS。登場シーンは鳥肌もんだった。

以下サブキャラ
>卯月セピア
本名は磯野一朗太。狂人。唯一何者にも敗北しなかったある意味最強人物。俺的最優秀ノベゲ親友キャラ賞受賞。
>法月将臣
敵対者。最凶悪、でもきっと必要悪。正論の超越者で社会の権化。主人公の最終試験教官。これだけ読むと意味不だが、さっしてくれ…orz

まあまだまだいるんだが、ざっと主要人物はこんなもん。個々にも書いたが、ほぼ全ての人間に欠点がある。こういった面で、このライターは非常に人物造詣が上手い。しかもただ設定的な欠点ではなく全てストーリーに関わってくる弱さだ。特に三ツ廣さちの弱さは一度見たら人によってはそれだけでキャラが好きになれなさそうなほど、弱い。基本的に、主人公を含め、これらの欠点を克服していくストーリー。売り文句のヒューマンドラマADVの名にふさわしい出来だと思う。

次、絵。
人を選ぶ…ような気がする。
個人的にはキャラの立ちえが角度によってなんだか丸っこく見えてしょうがないのが気になって仕方がなかった。ただ名シーンでの一枚絵はどれも格好のいいものばかり。演出もよく、ぶっちゃけ絵にケチをつけているのは他につつくところがないというやっかみ半分…。

次、BGM。
初めてゲームやってて「あ、このBGMいいなぁ」と思いました。実はエミヤが好きなのも有名なのを知ってから、あの2人の戦いのBGMだという知識を外から仕入れたからで、やってる最中はぶっちぎりで無反応でした。それに引き換え、このゲームは純粋に好きなBGMが複数生まれるくらい良かったです。

システム…は良く分かりません。
もともとノベゲのレビューは門外漢なもので、なれないことはしないものですね。まあやっていて特に困ることはありませんでした。

総評。
取りあえずやれ。文句はその後受け付ける。
もうこれくらいしか言えません。

評価……
プラス(大好きだっ!!クオリティも文句つけようがなし!!取りあえずせっせと布教せねば)
ぶっちゃけ評価基準が小説に重きを置いてるせいでAどまりだけど、ノベゲ的にはSランク……。

とっつぁんとケンの違いは、2人にとって『法月将臣』が居たか居なかったかの違いなんだと、そう思った・・・。
どうも、信者大嫌いのガルドです。
という訳で、ニコニコの型月房や鍵房には日ごろからうんざりさせられています。
「フェイトは文学!」
とか、
「クラナドは人生!」
とか、
見かけると本気で萎えます。
まあ文学が何か、なんて本気で考えたことのない相手に憤るだけ無駄なんだよなあ、とか思うのでなにをするわけでもないんですが、そう考えてしまうことにも本気で落ち込みます。なんか偉ぶった自分の批評家精神に。

とまあ、そんなことを思っていた今日この頃ですが、クラナドが先日おまけ(隠し?)の野球編を残してメインシナリオは全て終了しました。
「クラナドは人生!」
……あれ?妙に納得…
人生、…そうか人生ね。
うーん、まあそのニュアンスは分からないでもない…
でもニュアンスは分かるけど、発言しないでほしいなぁ。

終わった感想。
最初にプレイした春原兄妹ルートが最強すぎる。ぶっちゃけこれだけだったらAとかS評価だった。サブシナリオだが是非アニメはこのルートの話も混ぜて欲しい。オープニングに芽衣が居たんで、やるような気はするんですが、話数的に本当にやるのか?という感想が否めない。

次にやった宮沢ユキネ。第二図書館司書の話もかなり良かった。これもちゃんと家族の話。ここらで期待は最高潮に達した。後に裏切られたが。ちなみに数少ない光の玉のについてちょっとだけ触れたお話。

幸村先生ルート。…ぶっちゃけ必要あるのかが疑問。他ルートでいい役もらってるんだし、わざわざあんな短い話を用意する必要はなかったような気がする。

風子ルート。クラナドを代表する話といった感じ。終始家族の話でオチの演出も感動した。ゲームには微妙なテキスト差の友達エンドと恋人エンドがあるが、個人的には友達エンドのが好み。アニメでもしっかり描かれて、いろいろ納得。

美佐江さんルート。基本メインとなるのは美佐江さんの昔話。これもなぜ必要だったのかが良く分からない。家族の話でもないし。構成は泣かせだったけど、なんだかあざとくてあんまり好きになれない。ただ数少ない光の玉に関する話でもあった。

ことみルート。アニメが次この話のようで期待大。風子に次ぐ、クラナド代表選手。親子の話でした。超個人的な話、ちょっとプレイしたとき、運悪くクライマックス直前でいったんセーブ、次の日プレイ的なことになって、終盤の感情移入がしっかりできなくて泣いた。話はとても良かった。俺はアニメで泣く!

智代ルート。期待しただけに落ちた。よくあるキャラ人気の一人歩き。いちゃいちゃルート。ほぼ家族関係なし。確かに弟は出てくるが、「お前、そこ掘り下げろよ…」くらい触れただけ。智代の荒れてた時代の話とか、もっと他にやれることがあったのではないか、と思えて仕方のない話だった。アニメではそこいら辺に期待。(ぶっちゃけそのままではアニメに食い込ませることのできない京アニにとっては鬼門ルートその1)

藤林姉妹ルート。妹がサブ(同じ話から分岐してすぐ終了)で姉がメイン。家族といえば家族だが、ぶっちゃけ全然家族の話ではないルート。ちなみに京アニ鬼門ルートその2。姉貴の話は三角なんだろうが、そこいらへんの葛藤が表面化せず、苦しさがリアルに伝わってこない。苦しいんだろうな、と推測どまり。これも智代ルート同様掘り下げるところを間違えている話でした。

勝平ルート。この話になって突然でてくる彼の話。これまた存在価値の分からない子。現状アニメでは影すら見えないので、おそらく出てこないと予想される。そして藤林涼の次にやったため萎えたルート。確かにカップリングはそっちのが自然ですよ……

渚ルート。オチが中途半端。どう考えてもアフター前提の話。これだけでは評価不可。

渚アフター。人生(ぇ Σ(゚Д゚;
このライターの時系列の飛ばし方は露骨すぎてあまり好きではなかったんですが、このルートではかなり生きています。渚アフターといっても、その中には「公子」、「祐介」、「親父(直幸)」、「秋夫」、「早苗」、「汐(渚との子供)」の各ルートが織り込まれていて、まさに集大成的お話。全てではないにしろ、まさに家族の話。そしてあれだけほっとかれた幻想世界の伏線もばっちり回収。ちなみに、このアフター最低でも3週はしないとトゥルー(ハッピー)エンドにたどり着けないのですが、その「渚」に関するオチの演出が……神でした!!!
詳しく書くとそれだけでネタばれになるので自粛しますが、ひとつだけ。「Fate/hollow ataraxia」ばりにゲームの特性を生かした演出&世界観でした。実は結末はこのライターの大好き意味深エンド、なんだか解釈しないと訳の分からない終わりだったのですが、AIRと違い、ちゃんとそれなりに納得のいく解釈が本編からできる終わりでした。

ただやり終わった後の今後の心配…。渚ルートはどう考えてもアフターセットだし、京アニはどこまでやるんだ???

まあそれでも、満足は満足。
諦めないで最後までやってよかったわー。
不満も多かったですが、それなりに得るものはありました。少なくとも春原ルートの構成は今後の参考に是非したい。
というわけで、

評価……(時間が許す人は是非どうぞ)
しかしいろいろと心配すぎる。
てかつよきすのライターあそこの会社抜けたのではなかったか? 絵師は変わってないみたいだからいいのだが、ライターも変えてほしくないもんですね。
エイプリルフールネタが本物の企画になったようですが、なんかその流れは周囲のリアクションがシャレで済ませてくれなかったーみたいな痛い雰囲気をかもし出しまくってます。
適当はやってほしくないですねー。

なんかすごい一作目がすでに越えられない壁っぽくて嫌なんすよ。
うれしいんだけどね。実際。

話の流れを考えるにコンセプトと竜鳴館学校(+生徒会その他もろもろ)だけを引き継いで、まったくの新主人公を立てるのでしょうか?
新主人公はいいのですが、フカヒレやスバルやカニの幼なじみ面子を欠いた状態ではたしてつよきすの続きと呼べるようなものができるのでしょうか?
つよきすの人気が出たのはツンデレブームもあっただろうけど、決してそれだけではなかったことは製作者連中には肝に銘じてほしいですね。

なにはともあれ続報に期待。


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プロフィール
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天野 雀
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1989/11/24
職業:
高校三年生
趣味:
読書・麻雀
自己紹介:
大学生ニート。麻雀始めました。
物書き生命ぴんち。リハビリと休養に努めたいと思います。いや、努めちゃだめなの……か?
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