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執筆と読書と雑談なブログ。毎日更新……だった。約一年ぶりにブログ復活の兆し。趣味は麻雀が追加されました。
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言っておくが勉強はしている。

ちなみに昨日友人が非常に分かりやすくルールをまとめていたので許可もらって転載します。↓

【物語の体操】

指定された状況にてプロットを製作し、それを沢山積み重ねることによって物語の構成力を高める。

指定とは下記の通り。

1:主人公の現在
2:主人公の近い未来
3:主人公の過去
4:援助者
5:敵対者
6:結末(目的)

これに対して、ランダムに言葉を入れる。その言葉は下記の通り

┏━━┳━━┳━━┳━━┳━━┓
┃意志┃清楚┃理性┃秩序┃知恵┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃誓約┃善良┃節度┃至誠┃生命┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃寛容┃解放┃調和┃創造┃信頼┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┫
┃公式┃変化┃結合┃厳格┃勇気┃
┣━━╋━━╋━━╋━━╋━━┛
┃幸運┃庇護┃治癒┃慈愛┃
┗━━┻━━┻━━┻━━┛

タロットのような方法でカードをシャッフルし、六枚を並べてその言葉の指定通りに物語を作る。

↑以上。
……マジ端的。あと逆位置は単語を逆の意味で解釈する、ということ。タロットだしね。

主人公の現在:公式
主人公の未来:結合の逆位置
主人公の過去:勇気の逆位置
援助者:信頼の逆位置
敵対者:厳格の逆位置
結末:寛容の逆位置 

今年で高校一年生になった湊と双子の姉、楓の家には昔から「ドラえもん」の漫画がある。昔から湊はその漫画が大嫌いで楓は大好きだった。
湊は小さい頃から臆病で【勇気の逆】、逆に楓は活発で才能にあふれた子供だった。それは高校に入学してからも大して変わらず、湊はどこにでもいる地味な優等生であり【公式】、楓は何をするのにも目立ち、めちゃくちゃで、それゆえ人気者だった。そんな正反対な二人だったが、湊と楓はケンカもしたことがないほど仲の良い姉弟だった。湊のクラスにはいつも楓の姿があり、楓のおかげで湊には友人も多かった。
しかしある時から楓の居ないところで湊へのイジメが始まった【結合の逆】。原因は楓の過保護だった【厳格の逆】。湊は姉貴のせいでなんで自分が、という葛藤にさいなまれる。しかしある日、クラスメイトの「まるでドラえもんのいないのび太だな」のひと言で自分が「ドラえもん」を読んだ時の不快感の正体に気がつく。同時に姉への依存がこのイジメを招いたのだと理解する【信頼の逆】。
その夜、姉にもうクラスへ来るな、と言い放つ。生まれて初めて姉弟ゲンカをし、姉とはギクシャクしてしまったが湊は少しだけ自分に自信が持てるようになった【寛容の逆】。イジメの問題はいまだ解決していないが、そのかわり「ドラえもん」は少しだけ好きになれた。

生まれて初めてストーリーを考える上で小道具というものを意識してみました。このトレーニングで作ったプロットの中ではもっとも出来がいいかもしれない。
…でも真面目な話の中に堂々と居するわ「ドラえもん」の単語がシュール。できれば、別なもので代用したかったが、お題にそった象徴がこれしか思い浮かばなったorz
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という小説教本にカードを使ってプロットを作るトレーニングがある。
で、久々に取り組んでみましたとさ。
結果は↓

主人公の過去 :【信頼】
主人公の現在 :【意思】
主人公の未来 :【節度】の逆位置
敵対者      :【変化】の逆位置
救援者      :【創造】の逆位置
結果        :【知恵】の逆位置

高校生の誠人とひかりは幼なじみ。(信頼)毎日口ゲンカをしてすごすほど仲がいいが、ある日本格的にケンカをしてしまう。原因に心当たりのない誠人は意地になってしまう。(意思)ひかりが腹を立てているのは、いつまでも幼なじみから変わらない自分たちの関係に対する不安だった。(変化の逆位置)二人のケンカは続き、それこそ絶交状態にまでなってしまう。(節度の逆)見かねた友達にアドバイスをもらった誠人はひかりを思い出の場所へ誘い、そこで仲直りを果たす。(創造の逆位置)翌日、通学路には仲良く口ゲンカをしている二人の姿があった。告白は、まだしていない。(知恵の逆位置)


こんなもんかね。つか逆位置多いなー。今回の配置は比較的やりやすかったかもです。
……とりあえず物語の体裁はとれてるよ、、、な?

硬い矢は折られる。しなやかな矢は貫く。矢を持たざるは流される。

人間、もし主義主張を貫きたいのなら、その主義主張を曲げなければならないところを見抜かなくてはならない。意固地は強さではない。強くなりたければ折られた先に、曲がらなければならない強さを見つけなければならない。


……うーん、偉そうだったかなぁ。……寝よう。
面白いことを思いついたからほざいてみる。

――この世には二種類の人間しか居ない。俺と、俺以外の人間だ。


さあ、なんか言いたいことある奴、ばっちこい!!( ̄へ  ̄ 凸
神ゲーでした!!!
表現力の低下を恐れて使うのを控えていた大文字を思わず使いたくなるくらい、名作でした。
ここまで足を運んでくださってる皆さんのなかで、未プレイな方は是非、です。絶対に損はさせないクオリティです。つまんなかったら首吊って死ねます。

いや、本気でノベルゲームでここまで本気で人に薦められる作品は個人的に初めて出会いました。
いちいち文句のつけようがないですんね。

まずシナリオ。
展開が巧い。ストーリーへ起伏をつけるのが素晴らしい腕前です。
あと圧倒的な描写力。ノベルゲームのように視点の動かせない媒体で、ここまで他人の心理描写に富んだ作品も他にないんじゃないかと思います。台詞が上手いんですかね? もうやってる最中は分析なんてしてる余裕はありませんでした。
全五章構成でしたが、三章の灯花シナリオは本当に涙を流しました。いままで小説、ノベルゲーム問わず物語で涙目はあっても泣いてしまうことはなかったんですが、今回初めて泣きました。
あと伏線の使い方が面白かったですね。推理小説的な使い方とは違うんですが、なかなか驚かせてくれるというか呆れさせてくれるというか、まあエンターテイメント的には良い使い方します。
基本的に泣きゲーだと思う。だけど同時に同じくらいの燃えゲーでもある。後半は怒涛の展開で、ちょっと早すぎた感は否めないが、それでも十二分に燃える。

次、設定。
まず言えるのは世界観。
ちゃんとした国名は出てきませんが、とりあえず日本ではないようです。日本とは違い、法を犯した人間にはそれぞれ個別の法――義務を負う国。設定マニアが舌をなめずるような、中二設定ではないのですが、この主人公が『車輪の国』と揶揄したこの世界観の出来は異常です。少し突っ込ませてもらえば多々無理な義務がありますが、些細な問題です。よく練りこまれたテーマに直結した良質な設定でした。(余談ですが、テーマはおそらく「社会」。さらにその中で「時間(個人?)」、「家庭」、「国」と章ごと違った問題へアプローチしています。超個人的見解ですが)

そして登場人物。
>森田賢一(主人公)
まあまず言えるのは主人公カッコいい。これに尽きる。
アクション系でもないのにここまで熱い主人公も珍しい。でも自信過剰で自分のことを無敵超人とかいうちょっとヤバイ子。そして誰よりも自分が嫌い。

>三ツ廣さち
「1日が12時間しかない義務」を持つ少女。ぶっちゃけ(ファンデスク含め)数々の一枚絵のかっこよさに惚れた。元気系。自己中。

>大音灯花
親権者の命令を強制される「大人になれない義務」をもつ少女。泣いた。自分で物事を決定できない子供。ちなみにデレ期に入ってもツンが残る希少ツンデレ。

>日向夏咲
異性と接触してはいけない「恋愛できない義務」を持つ少女。俺の中では作中もっとも強かった人間。本編開始時はいつもおどおどしていて世界に絶望している。四章でこの声優の演技神。

>樋口璃々子
極刑「世界に存在を認められない義務」をもつ少女。どS。登場シーンは鳥肌もんだった。

以下サブキャラ
>卯月セピア
本名は磯野一朗太。狂人。唯一何者にも敗北しなかったある意味最強人物。俺的最優秀ノベゲ親友キャラ賞受賞。
>法月将臣
敵対者。最凶悪、でもきっと必要悪。正論の超越者で社会の権化。主人公の最終試験教官。これだけ読むと意味不だが、さっしてくれ…orz

まあまだまだいるんだが、ざっと主要人物はこんなもん。個々にも書いたが、ほぼ全ての人間に欠点がある。こういった面で、このライターは非常に人物造詣が上手い。しかもただ設定的な欠点ではなく全てストーリーに関わってくる弱さだ。特に三ツ廣さちの弱さは一度見たら人によってはそれだけでキャラが好きになれなさそうなほど、弱い。基本的に、主人公を含め、これらの欠点を克服していくストーリー。売り文句のヒューマンドラマADVの名にふさわしい出来だと思う。

次、絵。
人を選ぶ…ような気がする。
個人的にはキャラの立ちえが角度によってなんだか丸っこく見えてしょうがないのが気になって仕方がなかった。ただ名シーンでの一枚絵はどれも格好のいいものばかり。演出もよく、ぶっちゃけ絵にケチをつけているのは他につつくところがないというやっかみ半分…。

次、BGM。
初めてゲームやってて「あ、このBGMいいなぁ」と思いました。実はエミヤが好きなのも有名なのを知ってから、あの2人の戦いのBGMだという知識を外から仕入れたからで、やってる最中はぶっちぎりで無反応でした。それに引き換え、このゲームは純粋に好きなBGMが複数生まれるくらい良かったです。

システム…は良く分かりません。
もともとノベゲのレビューは門外漢なもので、なれないことはしないものですね。まあやっていて特に困ることはありませんでした。

総評。
取りあえずやれ。文句はその後受け付ける。
もうこれくらいしか言えません。

評価……
プラス(大好きだっ!!クオリティも文句つけようがなし!!取りあえずせっせと布教せねば)
ぶっちゃけ評価基準が小説に重きを置いてるせいでAどまりだけど、ノベゲ的にはSランク……。

とっつぁんとケンの違いは、2人にとって『法月将臣』が居たか居なかったかの違いなんだと、そう思った・・・。


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プロフィール
HN:
天野 雀
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1989/11/24
職業:
高校三年生
趣味:
読書・麻雀
自己紹介:
大学生ニート。麻雀始めました。
物書き生命ぴんち。リハビリと休養に努めたいと思います。いや、努めちゃだめなの……か?
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